こんにちは、かいとんです。
小論文・・・悩んでる方も多いかもしれませんね。
私の生徒も小論文で悩んでいました。
小論文が苦手だ~!!
それだけで済む人は良いでしょう。
でも、どうしても行きたい学校の入試に、小論文があったらどうしますか?
出来るようにならないとまずいですよね?
でも、どんな勉強をすればいいのかわからないよ・・・
そんな人のために、小論文の勉強のとっかかりを教えましょう。
小論文
なんて、たいそうな名前がついているから悩んじゃうんですよね。
でも、結局は
コミュニケーション
だったりします。
コミュニケーションってなんだ?と思う人もいるでしょうが、要するに会話です。
小論文が苦手な人は、まずは会話をしていると思って考えてみましょう。
登場人物は3人
質問者のAさん
あなた
あなたと反対の考え方のBさん
です。
この3人で会話をしているのをイメージしてください。
まず最初に、AさんがあなたとBさんに質問をします。
「スポーツを始めようと思うんだけど、野球とサッカーどっちが楽しいかな?」
と。
この質問に対してあなたは
「野球が楽しいよ!」
と、答えました。
続けてその理由を話します。
「野球は、一つ一つのプレーに区切りがあって、駆け引きを楽しめるし、単純な身体能力だけで勝ち負けが決まらないから」
そして、その理由が良くわかるたとえ話を話します。
「例えば、ピッチャーが投げてプレーが始まるまでに、両チームともサインの交換をして相手の作戦を読みあっている。そうやって作戦がハマって、自分よりもはるかにすごいピッチャーを攻略したときは最高に気持ちがいいんだ。」
ここまで話した時、Bさんが反論をします。
「俺はサッカーが楽しいな」
「だって、サッカーは途切れないから油断できないし、たとえ実力が劣っていても作戦でカバーできるんだ。」
「この前のワールドカップで、日本は61位、コロンビアは16位だったけど、日本は常に一生懸命動き続けたことと、作戦がハマたことでコロンビアに勝てたでしょう?プレーがほとんど途切れないから試合中はずっと見ていられるし最高じゃないか」
これを聞いたあなたは、Aさんにサッカーよりも野球が楽しいと思ってもらうために、サッカーよりも野球が楽しいと説明します。
「サッカーより野球が楽しいよ」
「サッカーはずっと走ってないといけないじゃない?いくら作戦があるって言っても走りながら考えるのは大変だよ。それに比べて野球は止まって考えられる。」
「サッカーはファウルやボールがピッチの外に出たとき以外では、少なくとも45分間プレーが途切れることはない。あまり走らなそうなGKでさえ、1試合で4.5kmも走るっていうよ?よっぽど体力が無いと最後までプレーを楽しむことなんて難しい。それに比べて野球は1プレーごとに止まるんだ。しかも、一番広い範囲を守っている外野手をみても、ライトポールからレフトポールの間の距離がだいたい140m。それを3人で守っているわけだ。だから体力があまりなくても試合の最後まで楽しめるんだよ。」
「ね?サッカーよりも野球の方が楽しいでしょ?」
こんな感じの会話になるでしょうか?
ちょっと一つ一つの話が深掘りしすぎている気もしますが、要するに
質問(テーマ)
に対して
答え(結論)
その理由(理由)
例え話(具体例)
を返すのが会話でも小論文でも、基本になる。ということです。
ちなみに、先ほどの会話を並べてみると・・・
「スポーツを始めようと思うんだけど、野球とサッカーどっちが楽しいかな?」
「野球が楽しいよ!」
「野球は、一つ一つのプレーに区切りがあって、駆け引きを楽しめるし、単純な身体能力だけで勝ち負けが決まらないから」
「例えば、ピッチャーが投げてプレーが始まるまでに、両チームともサインの交換をして相手の作戦を読みあっている。そうやって作戦がハマって、自分よりもはるかにすごいピッチャーを攻略したときは最高に気持ちがいいんだ。」
「俺はサッカーが楽しいな」
「だって、サッカーは途切れないから油断できないし、たとえ実力が劣っていても作戦でカバーできるんだ。」
「この前のワールドカップで、日本は61位、コロンビアは16位だったけど、日本は常に一生懸命動き続けたことと、作戦がハマたことでコロンビアに勝てたでしょう?プレーがほとんど途切れないから試合中はずっと見ていられるし最高じゃないか」
「サッカーより野球が楽しいよ」
「サッカーはずっと走ってないといけないじゃない?いくら作戦があるって言っても走りながら考えるのは大変だよ。それに比べて野球は止まって考えられる。」
「サッカーはファウルやボールがピッチの外に出たとき以外では、少なくとも45分間プレーが途切れることはない。あまり走らなそうなGKでさえ、1試合で4.5kmも走るっていうよ?よっぽど体力が無いと最後までプレーを楽しむことなんて難しい。それに比べて野球は1プレーごとに止まるんだ。しかも、一番広い範囲を守っている外野手をみても、ライトポールからレフトポールの間の距離がだいたい140m。それを3人で守っているわけだ。だから体力があまりなくても試合の最後まで楽しめるんだよ。」
「ね?サッカーよりも野球の方が楽しいでしょ?」
このままだとどうやって小論文になるのかがわからないので、比較するためにそれらしく書き換えてみましょう。
テーマ「これからスポーツを始めようとする者に対して、野球とサッカーどちらを勧めるべきか。あなたの意見を述べよ」
私は、これからスポーツを始める者に対しては、強く野球を勧める。
なぜなら、野球は一つ一つのプレーに区切りがあることで、駆け引きを楽しむことができ、単純な身体能力だけで勝ち負けが決まらないからである。
例えば、野球においては投手が投げることでプレーが始まるが、それまでに両チームともサインの交換をして相手の作戦を読みあっている。そうして実行した作戦が相手の読みを上回り成功し、自身の能力よりも圧倒的に優れている投手を攻略したときなどは、野球の魅力を最大限感じるところではないだろうか。
しかし、サッカーを勧める者ももちろんいるだろう。
彼らは、野球とは対照的に、サッカーはプレーが途切れず、一瞬の油断も許されないこと、実力不足を作戦で逆転できることがサッカーの魅力であり、勧める理由だと言う。
確かに、先日のワールドカップで、FIFAランキング61位の日本が、同16位のコロンビアに対し、ハードワークとその作戦でコロンビアに勝利した。その試合中、プレーが途切れることがなく、最後まで飽きることなく試合を見ることができた。
それでも私はサッカーよりも野球を勧めたい。
なぜなら、サッカーは試合中走り続ける必要があるため、大まかな作戦があるとはいえ、走りながらそれを考え続けるのは初心者にとって大変である。それに比べて野球は止まって考えられるため、初心者であっても初めから深く作戦を考えることができる。
例えば、サッカーはファウルやボールがピッチの外に出たとき以外では、少なくとも45分間プレーが途切れることはない。一般的に出場選手の中では最も走らないと言われているGKでさえ、1試合の走行距離は4.5kmにもなる。よほど体力が無いと最後までプレーを楽しむは難しいだろう。
それに比べて野球は1プレーごとにプレーが止まる。さらに、最も広範囲を守る「外野手」をみても、ライトポールからレフトポールの間の距離がだいたい140mであり、それを3人で守っていることを考えると、走行距離はサッカーと比べるまでもないだろう。したがって、体力があまりない初心者であっても試合の最後まで楽しむことができる。
以上の理由から、これからスポーツを始める者に対して野球を勧めることが適切である。
どうでしょうか。
文が多少かしこまっただけで、内容は変わっていないことがわかってもらえたと思います。
少しは小論文がとっつきやすくなりましたか?
もちろん、小論文を考えるときは、これ以外にも気にしなくてはいけないことがあります。
しかし、小論文の本質をわからずにそれらのことを勉強してもあまり効果はないでしょう。
小論文対策・・・などと言って、本質もわからないまま闇雲に文章を書きまくり添削してもらうことは、時間の無駄以外何物でもありません。
私の生徒で、私のやり方を信じることができず、闇雲に文章を書きまくり、添削依頼をしてくる生徒がいました。
本質を理解していないため、私が注意する点はいつも同じ。
会話になってません。
これだけです。
何度書いても同じ指摘。成長がありませんでした。
本質を理解して、型を覚えてしまえば、こんなに楽に高得点がとれる科目はないというのに。
この子は二科目しかないなあ。
英語と小論文か。
英語は伸びてるらしいけど、小論文がこんなにダメだったらイカンでしょうね。
まぁ、言うこと聞かない生徒と契約を継続してもいいことにはならないでしょう。
と、言うわけで契約の解除を申し入れました。
苦い思い出です。
皆さんの受験する学校は、小論文がどのくらい重要ですか?
小論文の勉強は早めに済ませましょう。試験対策とはまた別の話です。
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