こんにちは、かいとんです。
小論文って、難しいと思いますか?
センスがないと書けないと思いますか?
私も学生時代は感覚で書く派でした。
中学生くらいまではそれでもそこそこ点数が取れていたので、あまり気にしていなかったのですが、高校に入った頃から点数が安定しなくなったのです。
当時から私は、ここの問題の解き方や答えについては先生を信頼していましたが、
本質をとらえて生徒に伝える
という点については全く信用していなかったので、図書館や書店に行き、小論文の書き方についての本や、現代文の参考書を片っ端から調べました。
同じジャンルの本を数冊も読むと、全てに共通する法則がみつかります。
そこでわかったことは、
評論文、小論文とは、説得するための文章である
ということです。
だから、そのための型というものが存在し、その型に沿って書く必要があるわけです。
その型については、以前の記事にも書いたので、そちらを読んでみてください。
小論文の記事はこちら
さて、過去記事で書いてあるとおり、文章の構成では
結論、理由、具体例、反論、反論の反論
というキーワードが出てきます。
では、小論文で一番大切なものは何でしょうか?
それは…
自分の主張である『結論』
です。
文章の書き手は、この結論を読み手に押し付けるために文章を書きます。
しかし、ただ結論を言うだけでは意見のゴリ押しでしかありません。
例えば、
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
という結論(主張)を通そうとします。
ここで、
『ねえ、広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『わかった?広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『広島焼きって言っちゃいけないんだってば!』
『とにかく広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『広島焼きって言っちゃいけないのわかったの?!』
と、続けて言っても説得力がありませんね?
それどころか鬱陶しいだけです。
そこで、
自分の主張の根拠となる『理由』
をつけるのです。
それはこんな風に
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『だって、地元の人はお好み焼きって言ってて、広島焼きなんて誰も言ってないもの』
『しかも、歴史的に見ても関西の全部混ぜお好み焼きよりも、広島のお好み焼きの方が古くからあるんだよ?』
そして、
理由に説得力を付け加えるための『具体例』
をつけます。
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『だって、地元の人はお好み焼きって言ってて、広島焼きなんて誰も言ってないもの』
『しかも、歴史的に見ても関西の全部混ぜお好み焼きよりも、広島のお好み焼きの方が古くからあるんだよ?』
『新しい方がお好み焼きを名乗って、古くからある方が特別な名前つけられるなんておかしいじゃん?
例えば、音楽のロックだって、後から出てきたものはちゃんとハードロックみたいに別の名前がついてるじゃん?
それだったら関西のお好み焼きの方が、関西焼きって名乗るべきじゃん?』
ただ、これだけでも説得力が増してますよね?
このまま終わってもそれなりの文章に見えませんか?
最後に『結論(主張)』をもう一度付けると念押しができます。
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『だって、地元の人はお好み焼きって言ってて、広島焼きなんて誰も言ってないもの』
『しかも、歴史的に見ても関西の全部混ぜお好み焼きよりも、広島のお好み焼きの方が古くからあるんだよ?』
『新しい方がお好み焼きを名乗って、古くからある方が特別な名前つけられるなんておかしいじゃん?
例えば、音楽のロックだって、後から出てきたものはちゃんとハードロックみたいに別の名前がついてるじゃん?
それだったら関西のお好み焼きの方が、関西焼きって名乗るべきじゃん?』
『ね?広島焼きって言っちゃいけないのわかったでしょ?』
どうですか?
ただ主張を連呼するよりも説得力がありますよね?
しかし、相手に反論の余地があるのも事実。
それを先回りして潰すことで、さらに説得力を増すことができるのです。
それが、
『反論』と『反論の反論』
です。
架空の相手に反論させて、それを論破することで、自分の主張をさらに強固なものにします。
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『だって、地元の人はお好み焼きって言ってて、広島焼きなんて誰も言ってないもの』
『しかも、歴史的に見ても関西の全部混ぜお好み焼きよりも、広島のお好み焼きの方が古くからあるんだよ?』
『新しい方がお好み焼きを名乗って、古くからある方が特別な名前つけられるなんておかしいじゃん?
例えば、音楽のロックだって、後から出てきたものはちゃんとハードロックみたいに別の名前がついてるじゃん?
それだったら関西のお好み焼きの方が、関西焼きって名乗るべきじゃん?』
『だって関西のお好み焼きの方がメジャーじゃんって言ったね?
日本全国で広島と関西だったら関西の方がメジャーだから関西のお好み焼きがお好み焼き名乗るべきだって?』
『そもそも、広島のお好み焼きが原型なんだけどせっかちな関西圏の人が全部混ぜちゃって今の形にしたの。
で、広島のお好み焼きは広島から出ていかなかったけど、
商魂たくましくて全国にガンガン出ていく関西商人がお好み焼きをどんどん広めたから、
なんにも知らない地方の人は関西のお好み焼きが元祖だって思うよね?
実際、広めた人たちも自分たちが元祖だって言ってただろうし、
現代人に至っては関西焼きのお好み焼き屋さんもそう思ってるんじゃない?
だって、現実でも「声のデカイやつの意見が通る」し、
「他人を騙すのは、だましている意識のない善人」じゃない?
関西のお好み焼き屋さんは正にそれだよね?
「広島の人より関西の人の方が声がでかい」
「自分たちが元祖だと信じて疑わない」
そこに悪意はなくても、現実にそうじゃん?
だけどね?じゃあ、君は、本当は日本発祥のものなのに、
ある国が「ウチが本家だ」って言ってて、
世界中でそれがまかり通ってるとしたら納得できる?できないでしょ?』
さて、ここまで来たらもうひと押し。
最後にもう一度『結論』を付けてダメ押しをしましょう。
『広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
『だって、地元の人はお好み焼きって言ってて、広島焼きなんて誰も言ってないもの』
『しかも、歴史的に見ても関西の全部混ぜお好み焼きよりも、広島のお好み焼きの方が古くからあるんだよ?』
『新しい方がお好み焼きを名乗って、古くからある方が特別な名前つけられるなんておかしいじゃん?
例えば、音楽のロックだって、後から出てきたものはちゃんとハードロックみたいに別の名前がついてるじゃん?
それだったら関西のお好み焼きの方が、関西焼きって名乗るべきじゃん?』
『だって関西のお好み焼きの方がメジャーじゃんって言ったね?
日本全国で広島と関西だったら関西の方がメジャーだから関西のお好み焼きがお好み焼き名乗るべきだって?』
『そもそも、広島のお好み焼きが原型なんだけどせっかちな関西圏の人が全部混ぜちゃって今の形にしたの。
で、広島のお好み焼きは広島から出ていかなかったけど、商魂たくましくて全国にガンガン出ていく関西商人がお好み焼きをどんどん広めたから、なんにも知らない地方の人は関西のお好み焼きが元祖だって思うよね?
実際、広めた人たちも自分たちが元祖だって言ってただろうし、現代人に至っては関西焼きのお好み焼き屋さんもそう思ってるんじゃない?
だって、現実でも「声のデカイやつの意見が通る」し、「他人を騙すのは、だましている意識のない善人」じゃない?
関西のお好み焼き屋さんは正にそれだよね?「広島の人より関西の人の方が声がでかい」「自分たちが元祖だと信じて疑わない」そこに悪意はなくても、現実にそうじゃん?
だけどね?じゃあ、君は、本当は日本発祥のものなのに、外国が「ウチが本家だ」って言ってて、世界中でそれがまかり通ってるとしたら納得できる?できないでしょ?』
『だから、少なくとも広島では広島焼きって言っちゃいけないんだよ!』
さあ、ここまで読んでくれた方は、少なくとも広島では広島焼きと言うことがいけないことだという認識は持っていただけましたね?
文章中にある知識が合っていようが間違っていようが、結局は相手を納得させることが目的なのです。
評論文や、小論文の本質は『説得』
これを頭に入れて文を書けば、少しは小論文が書きやすくなるのではないでしょうか?
質問や感想はコメントしてください。
では、皆さん勉強頑張ってください。